映画『ミッション：インポッシブル　フォールアウト(6)』感想とネタバレ：ベンジー念願のフルマスク。

2018/アメリカ/147分/アクション・スパイ

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目次
- あらすじ
- おすすめ
- 感想
- ネタバレ
- 最後に

あらすじ

チームで挑んだミッションに失敗したイーサンと仲間たち。その結果生じた核爆発の脅威を阻止するため、CIAや友人たちと手を組んで新たな作戦を立てる。

感想

ローグネイションから2年後になりました。シンジケートの残党が敵になります。

ネタバレ

ソロモン・レーンを捕まえてから2年後、レーンが作った組織シンジケートの残党”アポストル(神の使徒)”がテロ活動を行っている。彼らの新しい雇い主であるジョン・ラークが科学者であるデルブルックとプルトニウムを使って核爆発装置を作ろうと企んでいるため、イーサンのチームはプルトニウムを確保するミッションを受ける。マフィアと取引しようとするが、第３者にプルトニウムが奪われてしまう。しかし、デルブルックを騙し彼の携帯からラークの情報を抜き取ることに成功する。

イーサン達はラークと連絡を取っていたであろうホワイト・ウィドウからプルトニウムを取引しに接触しようとする。しかしCIAの長官から、ウォーカーというエージェントを監視として連れていくよう言われてしまう。ウォーカーと共にウィドウに近づこうとする途中、イルサと再会する。イルサも加え、ラークを演じてウィドウと接触することに成功する。プルトニウムを受け取るために、ウィドウとその仲間とレーンをフランス政府より奪うことになるが、計画外の行動を起こし、裏でルーサーとベンジーにレーンを回収させる。計画外の行動をウィドウに説明し、プルトニウムとの取引にイルサも差し出す約束をする。

取引場所のロンドンに到着し、準備を進めているとハンリー長官が合流し、イーサンがラークの正体だとCIAに疑われていると忠告する。ハンリー長官を気絶させ、作戦を強行するよう見せかけるイーサン、それはウォーカーの尻尾を出させるための罠だった。ウォーカーの正体がラークと判明し、尋問するが、ウォーカーの仲間に襲われ、ハンリー長官は殺されてしまう。イーサンはウォーカーを追うがレーンと共に逃げられてしまう。レーンに埋めた発信機の信号を頼りにイーサン、ルーサー、ベンジー、イルサはカシミールへと向かう。

核爆弾は２つあり、同時に解除させなければならず、構造上カウントダウンを始めてから起爆キーを抜かなければいかない。支援キャンプ内を捜索中、4人はイーサンの元妻であるジュリアと再会する。1つ目の爆弾を見つけ、解体をルーサーに任せ、3人は別の場所へ向かう。しばらくするとルーサーの元へジュリアが手伝いに来る。イーサンは起爆装置をウォーカーから奪うためヘリコプターに吊るされている荷物へとしがみつく。なんとか中へ入ると敵を倒し操縦を始めると、ウォーカーが乗る別のヘリコプターを追う。ベンジーとイルサはレーンを見つけ小屋の中へと入っていく。2人がかりでなんとかレーンを倒し、爆弾を見つける。イーサンはウォーカーから起爆装置を奪い爆弾の解除を成功させる。

保護されたイーサンの元へ仲間たちがやってくる。無事イルサは所属しているMI６かとの関係切られ自由の身に。レーンはウィドウを通してＭＩ６に渡され、映画は終わる。

最後に

副題の『フォールアウト』。『fall out』と『fallout』では少し意味が変わるそうです。『fall out』は”落ちる”という意味ですが、『fallout』と１単語で読む場合は”放射性降下物”だったり”予期せぬ悪影響”のような不吉な意味になるそうです。今回はブラントの代わりにウォーカーが加わります。裏切りものなんでしょうがないんですけど、おれはできるぞ感がすごい出てて終始うざかったです。うざかったけど最後のシーンは可哀そうでした。そのウォーカーを騙すため、ハンリー長官が名演技してくれます。前作ではちょっと敵対していたのになんだか憎めませんと思いきやすぐに亡くなってしまうので、衝撃的でした。

終盤のアクションではイーサンがヘリコプターを操縦するのですが、おそらく勘で動かしています。シリーズファンの自分としてはイーサンならヘリコプターの操縦くらい出来ちゃうだろうと思っていたので意外でした。あの場面もスタント無かったのかと思うと主人公は死なないと思っていてもハラハラします。違うシーンではありますが、撮影中にトム・クルーズが怪我をして4か月ほど延期したそうです。臨場感あるものを観られるのはありがたいですが、体にも気を付けてほしいです。次回は７，８で2部作のようなので、楽しみですね。