映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(MI5)』感想とネタバレ:静かに喋られると不気味。

2015年/アメリカ/132分/アクション・スパイ

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  • 目次
    • あらすじ
    • おすすめ
    • 感想
    • ネタバレ
    • 最後に

あらすじ

イーサンの過去の無茶な行動を咎められ、IMFはCIAの後ろ盾を失う。それでもならず者組織『シンジケート』を潰すべく活動を続けるイーサン達。その過程で謎の女性工作員と手を組むことになる。

おすすめ

・かっこいいアクション(特にトム様)を観たい人。

・スパイ映画が好きな人。

・シリーズファンの人。

感想

序盤のシーンからイーサンのド派手アクションとベンジーのお茶目が炸裂します。チームがあんな状況なのに怒らないイーサンとそんなに悪びれないベンジーは面白いです。毎度のことながらトムクルーズはスタント無しで撮影しているというのですから驚嘆です。今回から新しいヒロインが参加しますが、他のチームのメンバーはこれまでのシリーズで出演した人たちなので危険なミッションでもなんだか安心して観ていられます。

ネタバレ

いつものようにミッションを受けようとするイーサンだが、ミッションの映像を与えてきたのはIMFが以前より追っていた犯罪組織’’シンジケート’’だった。個室に閉じ込められたまま目の前でIMFの人間を謎の男に殺されてしまい、ガスで意識が無くなってしまう。

一方ワシントンではIMFが起こした『ゴーストプロトコル』での出来事を責められ、CIAのハンリー長官より、CIAの一部に入るよう提案されてしまう。

イーサンは拘束されており、そこには3年前に死んだされるヤニク・ヴィンターがいた。謎の女性の助けにより脱出する。ブラントに助けを求めるがIMFは解体され、CIAに活動が移ると知らされる。またCIA長官はイーサンがIMFを存続させるためにシンジケートを作ったと疑っている。

6か月後、ベンジーの元にオーストリアで行われるオーケストラのチケットが贈られる。それはシンジケートへ繋がる男を探して欲しいというイーサンからの連絡だった。オーストリアの首相の暗殺の危機を2人で阻止し、謎の女性から口紅をもらったイーサン。情報を聞こうとするが、女性は車から飛び降りてしまう。

ベンジーには本部に戻るよう指示するイーサンだが、ベンジーは頑なに残ると怒る。押収した口紅にUSBメモリが仕込まれていることに気づく。そのデータからモロッコに向かい、謎の女性と再会する。女性は英国の諜報員のイルサ、イーサンをはめた男はレーンというシンジケートのボスということがわかる。レーンを倒す情報がモロッコの発電所地下にあるデジタル金庫にあることを聞いたイーサンとベンジーはイルサと協力してデータを盗み出すことに成功する。その一方でブラントはCIAよりも先にイーサンを見つけるためルーサーに協力を得てモロッコに来ていた。

イルサはベンジーからデータを奪うとボスであるMI6のアトリーと接触する。データを渡そうとするが、直に情報を取るためにもう一度レーンの元へ戻るよう脅されてしまう。イーサンはコピーしてあったデータを解析するが中身を見るためにはイギリス首相の協力が必要とわかる。もう一度イルサと接触するがベンジーがさらわれてしまい、取引としてデータの中身を開けるよう言われる。イギリス首相を昏睡させ、データを開けたイーサン。そして駆け付けたアトリーからもシンジケートの創始者がアトリーであることを白状させる。

レーンとの取引の場所に行くとイルサと爆弾を着けられたベンジーがいた。レーンが欲しい金の情報はイーサンが全て覚えたため、知りたければベンジーを解放するよう取引する。解放されたベンジーは一足先に仲間と合流する。自分が殺されないだろうと予想したイーサンは自分を盾にしつつ、イルサとその場を離れる。途中で別々になってしまい、イーサンの元にレーンが迫る。追い詰められた振りをしてレーンをおびき出し、捕まえる事に成功する。この功績が認められたことと、ハンリー長官を味方につけたことでIMFを復活させることに成功する。そしてハンリー長官もCIAからIMFに移籍して映画は終わる。

最後に

副題の『ローグ・ネイション』。『ローグ』は悪党、『ネイション』は国家や民族をという意味になります。今回の敵である犯罪組織『シンジケート』を表していますね。序盤でIMFのミッションを装いイーサンを捕まえることができているのは組織の大きさが伺える怖さがありました。オペラの後、ベンジーに逃げるよう伝えるが猛反対されるイーサン。でもその顔はどこか嬉しそうなのがとてもよかったです。モロッコからルーサーとブラントも揃い、さらにはイルサも加わって共にミッションを遂行していきます。凄腕達はアイコンタクトで息ぴったりな戦いができちゃいます。今回イーサンの凄さが伝わってきたのはバイクと記憶力ですね。特に記憶力は凄まじく、レーンと取引するために多くの銀行口座を一瞬で覚えます。作中で凄腕と言われていますが、比較対象があまり出てこないので伝わりづらいのですが、この記憶力はわかりやすくて驚きました。

さて次回はフォールアウト(6)ですね。どんな敵が出てくるのか楽しみにしてください。

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