映画『M:I(ミッション・インポッシブル)』感想とネタバレ:名シリーズの1作目。余裕が無い中、真相を暴き任務を遂行していく。

1996年/アメリカ/110分/アクション・スパイ

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  • 目次
    • あらすじ
    • おすすめ
    • 感想
    • 3行ネタバレ
    • ネタバレ
    • 最後に


○あらすじ

任務中裏切りにあい、壊滅状態となったスパイのチーム。生き残ったスパイは裏切り者の正体を突き止め、機密情報を死守しようと奔走する。

○おすすめ

・かっこいいアクション(というかトムクルーズ)が観たい人。

・スパイ映画が好きな人。

・ハラハラドキドキしたい人。

○感想

MIシリーズを観直し始めました。トムクルーズが若くてかっこいいですね。最初から追い詰められ余裕がないのですが、解決への糸口を見つけていくたび余裕が生まれ、さわやか笑顔が増えていきます。この映画の名シーンである天井から侵入する場面では約8分間トムクルーズのシーンではほぼ無音で進むため、手に汗握ります。ピンチになればなるほど持ち前の発想力と行動力でピンチを打開していく様は痛快です。

※以下ネタバレです。

3行ネタバレ

機密組織IMFのスパイ、イーサン・ハントは裏切り者によってチームが壊滅されてしまう。

新たなチームを率いて、裏切り者に繋がる武器商人と接触するため機密情報を入手する。

裏切り者、武器商人をまとめて呼び出し、一網打尽にする。

○ネタバレ

飛行機に乗っているCIA内の組織であるIMFのスパイのジム・フェルプスの元へCAから任務のビデオテープが届く。プラハの米国大使館員であるアレクサンダー・ゴリツィンがCIAの諜報員リストの”NOC”を盗んだのである。しかし、リストは2部からなっており、コードネーム名と本名のリストになっている。ゴリツィンはもう片方のリストをパーティーで盗むつもりで、その現場を撮影後、尾行し買い手諸共逮捕するという内容で、すでに現場で待っているイーサン・ハントのチームと合流し任務を遂行するよう指示される。

チームと合流し作戦会議後、各々配置に着く。先に潜入しカメラをセットするイーサンとサラ。無事ゴリツィンがデータを盗み出す現場の撮影に成功する。脱出するイーサンだが、突如として予想外のことが起き、次々と仲間が殺されていく。イーサンは本部に助けを求め指示された合流地点へ向かう。合流したレストランでは上司のキトリッジが待っていて今回の任務が内通者をあぶり出すための作戦だったと聞く。内通者はマックスという武器商人に寝返らせられたとのこと。イーサンはその中の容疑者だった。ガム型爆弾でその場を脱出したイーサンはアジトに戻る。マックスについて調べ、裏切り者がヨブと名乗っていることを知る。そしてマックスと連絡が取れないか画策する。眠ってしまったイーサンを起こしたのはジムの妻であるクレアだった。クレアを疑いつつも、マックスから返信が来たため会うことに。マックスと会ったイーサンはヨブから買ったディスクは偽物と警告する。本物のディスクと交換に大金と取引現場にヨブが来るよう取引する。

マックスとの取引後、クレアと協力することにしたイーサンは仲間として元CIA職員のルーサー・スティッケルとクリーガーを呼び寄せ、ラングレーにあるCIA本部へ侵入しデータを盗む作戦を説明する。データの保管場所は多数のセンサーがあるため天井から侵入しなければならない。監視役に薬を盛りトイレに行かせその間に保管場所へ侵入し、データを盗み出すことに成功するイーサンですが最後にクリーガーが使っているナイフが落ち侵入したことがバレてしまいます。

盗み出した後、マックスとの取引を準備しているとイーサンの両親が捕まったとのニュースが流れる。キトリッジの仕業と考えたイーサンは近くの駅の公衆電話から電話する。電話を切った後、目の前には死んだと思っていたジムがいた。キトリッジが裏切り者だとジムは言うが、イーサンの頭にはジムとクレアが裏切ったであろう想像が浮かぶ。ジムが生きていることはクレアには秘密にするように言われ、2人は分かれる。

取引の日になり、キトリッジに匿名の手紙な届き、キトリッジは指定された列車へ向かう。取引場所の列車内、イーサンはマックスにファイルを渡し、現金の場所が貨物車両にあると聞き、クレアに先に行くよう伝える。先に着いたクレアのまえにはジムが居た。クレアはイーサンは殺さず、逮捕されるのを待つようジムに言うが、ジムはマスクを着けたイーサンだった。クレアの裏切りを見破ったイーサンだが、本物のジムもやってくる。イーサンは眼鏡型カメラでジムの生存をキトリッジに伝えると、ジムはクレアを撃ってしまう。ジムは列車の屋根に逃げる。イーサンも追うとクリーガーがヘリコプターでジムを迎えに来ていた。ヘリコプターを破壊することでジムの逃走を阻止したイーサン、一方列車内ではマックスがキトリッジとルーサーに捕まっていた。任務終了後、イーサンは謝罪と好待遇を受け、両親も釈放される。ルーサーもCIAに復帰するが、イーサンはイヤになったと復帰を拒む。ルーサーと分かれた後、飛行機に乗るイーサンの元へCAから任務のビデオテープが渡され終わる。

○最後に

トムクルーズかっこよかったです。この記事を書いている時点でミッションインポッシブルシリーズは7作品公開されています。僕はフォールアウト(6)まで観たのですが、ルーサー役のヴィング・レイムスもイーサンの友人として皆勤賞で出演しています。任務には参加しない作品もありますが、危険が隣り合わせのスパイという仕事柄、友人や恋人が長続きしないイーサンとの仲の良さが見て取れて微笑ましいです。デッドレコニング(7)にも出ていることを期待しています。

ちなみにCIAはアメリカ中央情報局( Central Intelligence Agency)というそうです。映画ではよく出てきますが、名前だけ知っていて初めて調べてみました。イーサン達が所属しているIMF( Impossible Mission Force)は架空の組織らしいです。CIAの中の組織みたいなのですが、半分独立してる感じです。今後色々衝突があるのはまた今度。

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