映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』感想とネタバレ:父親ポンコツか。

1989年/アメリカ/127分/アクション・アドベンチャー

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  • 目次
    • あらすじ
    • おすすめ
    • 感想
    • 3行ネタバレ
    • ネタバレ
    • 最後に

あらすじ

インディージョーンズはキリストの聖杯を探す依頼を受け、同じ考古学の父と人類の文明が育まれた地へと向かう。

おすすめ

・冒険映画が好きな人。

・考古学や遺跡が好きな人。

・シリーズファンの人。

感想

冒頭はインディの少年時代が描かれています。その中でインディの蛇嫌いやトレードマークであるハットや鞭を使うことになったであろうルーツが描かれています。こういうちょっとした演出好きです。全体的な内容としては考古学を読み解き、遺跡を調査し、裏切られ、窮地を脱するという感じですが、インディの父親であるヘンディが出てきます。こういう『主人公に近しい、主人公よりすごい人』が出てくる演出も好きです。知識以外は結構ポンコツでしたが・・・。制作時代的にCGではなく合成の発展途上なのか、明らかにグリーンバックが想像できるシーンが多くありました。別に批判でないのですがこういう所から映像技術は進歩しているのだなぁと思いました。物語中盤ではカーアクションならぬホースアクション(馬です)があるのですが、生き物を使っているからなのかカーアクションより個人的に迫力を感じました。次回にも出てこないか密かに願っています。

※以下ネタバレです。

3行ネタバレ

インディはアーサー王の聖杯を調べていた父親を探すようウォルターに依頼され、エルザと共に父親の研究を追う。

ナチスに捕まっていた父親を助けるが、ウォルターとエルザはナチス側の人間で研究手帳の奪い合いになる。

インディ側、ウォルター側の全員が聖杯の遺跡に集結し、インディが聖杯を手にするが遺跡は崩落し聖杯は埋もれてしまう。

ネタバレ

1912年ユタ州。ボーイスカウト時代のインディが遺跡を荒らしている連中を見つけ、博物館に収めるため発掘していた十字架を盗む。家まで逃げ帰るが、金持ちから依頼を受けている連中だったため、十字架は金持ちが持って行ってしまう。

1938年ポルトガル沖。インディは昔の金持ちから十字架を盗む。大学まで戻ったインディはマーカスに報告し、自室に帰る。生徒たちが押し寄せていたので、窓から逃げるとコレクターのウォルターに誘われる。アーサー王の聖杯についての話をする。ウォルターが雇った調査団の責任者が行方不明となったため探して欲しいと依頼される。断ろうとするが、その責任者はインディの父親のヘンディ・ジョーンズだった。

父親の家に行くと、手がかりを見つけマーカスとイタリアのベニスへ行くことになる。エルザ・シュナイダー博士が迎えに来ていた。協会を改装した図書館を探すと地下への入り口を見つける。中を探すと騎士の墓を見つけたが、追手に火をつけられ、下水道から脱出する。追手は十字剣の兄弟のカジムと名乗り、ヘンディはナチスに捕らえられ、オーストリアとドイツの国境にあるブルンワルド城にいると教えられる。

インディとエルザはブルンワルド城に侵入し父親を救出するが、エルザはナチス側の人間であり拘束され手帳を奪われてしまう。インディに仕事を依頼したウォルターもナチス側だった。一方、イスケンデルンに到着したマーカスはサラーと合流するが、すぐはぐれてしまい、マーカスはナチスに捕まる。なんとか逃げ出したインディとヘンディ、ナチス軍内に潜入しエルザから手帳を取り戻す。飛行船とヘリで追手から逃げサラーと合流する。

3人は聖杯へ向かうナチス軍を見つけ馬で戦車やトラックと戦う。一部隊を倒し、遺跡に着いたウォルターとエルザが居る部隊を追う。ヘンディを撃たれ、インディは一人聖杯を取ってくるよう取引される。ヘンディを救うために聖杯を取りに行くインディ。ヘンディの手帳の内容を頼りに遺跡の罠を回避し奥に進んでいく。見事に最奥に着いたインディは700年間聖杯を守った騎士に出会う。追ってきたウォルターとエルザも含め、騎士は間違った聖杯を選ぶと逆に命を奪われると説明する。エルザに間違った聖杯を渡されたウォルターは命を奪われる。インディは全ての聖杯を観た後、迷わず一つの物を手に取り、水を飲む。正解はしたものの、聖杯は遺跡の外へ持ち出せないと騎士は言う。ヘンディに聖杯からの水を飲ませるとみるみるうちに傷が治っていった。奇跡を見たエルザは興奮し、聖杯を外へ持ち出そうとしてしまう。すると遺跡は崩れ始め、エルザやナチス軍は底へと落ちてしまう。無事脱出したインディ、ヘンディ、マーカス、サラーは街へと帰っていった。

最後に

なかなか壮大な旅やバトルをしているはずなんですが、マーカスやヘンディに緊張感が無かったので、遺跡でヘンディが撃たれるまで僕もあまり緊張感が無く、インディとの温度差がありました。それでも魔宮の伝説とは違い、考古学を探求し遺跡の謎を解いていくというインディ・ジョーンズシリーズに期待していた感じが戻ってきました。それに今回はインディより知識のある父親と確執を埋めつつ、協力していくのです。吹替でみたんですけど、吹替だとインディは『僕』と『パパ』ですが、字幕だと『おれ』と『父さん』という言葉遣いなので、ずいぶん印象が変わります。ただ、インディは以外に父親に甘えたかったという感じが出てて吹替の解釈も悪くなかったです。1で出てきたサラーも参加したのはワクワクしました。シリーズ物はこういう演出があるとやっぱいいですね。

次は4作目です。今作より制作時期が飛ぶのでインディもいい年のためヘンディは出てこないかな?期待してみてみまーす。

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