『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』感想とネタバレ:トリプル主人公。でもそれ映画で発表していいの?
2024年/日本/111分/アニメ・ミステリー
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- あらすじと感想
- 3行ネタバレ
- ネタバレ
あらすじと感想
オールスター揃い踏みという感じで面白かったです。個人的にはあまり好きじゃない、コナン映画によくある爆発して「らーん」「しんいちー」という展開が無かったので純粋にストーリーを楽しめました。非現実的なアクションはいつも通りありましたが(笑)。蘭姉ちゃんのピンチにならない感が何故かあふれ出ていました。まじっく快斗から青子が出てきたりYAIBAからあのキャラが出たりと青山さんファンにはさらに楽しめました。
メインのキャラとしては服部とキッドが共に映画に出てくるのは13作品目ぶりらしいですね。服部が出てくるとコナンと一緒に推理はするけど、いつも最後はコナンに持ってかれてしまう印象なのですが、今回はコナン、服部、キッドと3者3様に見せ場がありみんなが主人公という感じで良かったです。なんといっても今回は服部と和葉のラブストーリーがメインですね。オチは読めていましたが、新一に対抗する服部可愛らしくもあり、かっこよかったです。
最後にはコナン、まじっく快斗ファンには衝撃の事実が発表されるので、是非観てください。ちなみにその内容は本作のウィキペディアにさらっと載ってるので気を付けてください。
※以下ネタバレです。
3行ネタバレ
コナンと服部とキッドは6振りの刀に隠された謎を解くために斧江財閥と武器商人カドクラと刀を奪い合い、福城家に助けてもらう。
福城家と斧江家の繋がりが判明し、隠された宝は戦争の戦況を一変させる兵器と言われていることがわかる。
宝が函館山にあると推理したコナン達はカドクラの兵士と福城家とぶつかり合い、お宝を見つけるがそれは古い暗号解読機だった。
ネタバレ
斧江財閥の当主、斧江卓三の元へ函館にある収蔵庫から刀匠”東窪榮龍”が作った土方歳三に関係のある刀2振りを盗むと怪盗キッドから予告状が届く。函館で開催される剣道大会に出場予定の服部平次とその応援に来ていた江戸川コナンらはキッドを捕まえるため収蔵庫で待ち受ける。一度は2振り共キッドに奪われるが、服部が1振り取り返し、その刀でキッドと対決する。その際帽子とモノクルを落としたキッドの顔を見た服部は工藤新一と似ていることに気づく。そのままキッドは1振りを持って逃げてしまう。
剣道大会当日、コナンと毛利蘭と遠山和葉は平次の応援に来るが平次は会場に来ていなかった。そこで和葉は居合の達人である大学生の福城聖と出会う。聖は和葉に好意を抱いたようだった。会場に聞こえるサイレンの音が気になり、コナン達はその方角へ向かう。西埠頭へ到着したコナン達は服部と合流し、久垣澄人の死体を見つける。死体にの胸には印象的な十字傷があった。そこで西村刑事と川添刑事と出会う。
表向きは慈善活動家を装った武器商人ブライアン・D・カドクラの元へ榮龍の刀が2振り届く。キッドが盗んで逃げる。狐の覆面に襲われるが、コナンと服部が助けに入る。その後、刀についてキッドから話を聞く。
コナン、服部、蘭、和葉は福城家へ向かう。そこへ沖田総司に変装したキッドも合流する。福城良衛と聖に話を聞き、刀2振りと黒い紙に赤い星が書かれた図を預かる。斧江卓三がトラックに轢かれ入院し、その際いろは表の暗号を警察に預ける。
捜査会議。コナン、服部、西村、川添、沖田(キッド)がこれまでの証拠について話し合う。服部に来た大岡紅葉からの電話で、紅葉からヒントをもらい、暗号の答えに気づき北海道東照宮へ向かう。最初に着いた毛利小五郎(キッド)が巫女である吉永神子に話を聞いたあと、秘密の入口を見つけ、その奥で箱を見つけるがコナンと服部に見つかる。キッドは先に脱出するが、出口にはカドクラや卓三の部下が多数おり、コナン、服部、キッドは箱を守りながら逃げ、聖にも助けてもらう。途中箱が壊れるが、中には何も入っていなかった。逃げ切ったあと、聖は久垣殺害の容疑で、卓三は襲撃の罪で逮捕される。
コナンと服部は神子から星稜刀の話を聞き、昔の地図と赤い星型の図を合わせると、五稜郭が示されることに気づく。福城家に再度向かうと良衛がカドクラに誘拐されていること気づく。その後二人は久垣が止まる予定だったホテルを調べ、圭三郎が残した2枚の写真を見つける。
警察が卓三を護送しようとする時、カドクラが狙撃をするが、中森警部が体を張って卓三を守り2発当たってしまう。キッドがブライアンを撃ち、撤退させる。
翌日、中森警部のお見舞いにコナンと服部が来る。中森青子も来ていて、コナンと服部に挨拶する。キッドも警備員に変装し、青子を見守っていた。病院を出たところで函館に到着した阿笠博士と少年探偵団と合流し、スタンプカードを見せられたところで、コナンと服部は推理をひらめく。時を同じくして聖が脱走する。
その夜コナンと服部は五稜郭でカドクラ一味と対峙する。阿笠達に協力してもらい、宝の在処の謎解きを開始する。それは星稜刀の形と気球を使って宝への方角と高度を示すものだった。その先は函館山だった。コナンは函館山に向かうカドクラを追い、服部は飛行機に乗って函館山に向かう聖を追う。カドクラを止めたコナンは誘拐されていた良衛が久垣殺害の犯人であると言い当てる。聖は飛行機に積んだ爆弾で函館山に隠された宝を壊そうと考えていて、服部はそれを阻止しようと刀で一戦交える。聖に勝った服部は飛行機を函館山に不時着させる。宝の場所にコナンとキッドと良衛が到着する。宝は昔の暗号解読機だった。
エンドロール後には工藤優作と有紀子との会話で、有希子が優作の兄弟がいるかどうか聞く。優作は幼少期に両親が離婚して、離れ離れになった双子の兄がいると告白する。それは初代怪盗キッドで8年前に殺されたとされる黒羽盗一であった。盗一は今も生きており、連絡を取り合う仲だという。